ドライブ 島原
今日は夜中の2時に目が覚めてしまい、朝まで起きているかあと身支度しながらぼちぼち過ごしていると、不覚にも2度寝をしてしまい、起きたのは何と朝の7時過ぎ。慌てて出かけたので出発風景を撮らずじまい。そのまま車に乗り込みいざ出発。目的地は長崎。西方面に行くのは3年ぶりで殆ど足を運ばない。逆に浮羽、由布院、黒川など東方面にはしばしば出かけるほど。高速を使わないと行けない所なのでもったいないとついつい思ってしまう。が、今日は1000万本の秋桜が見頃という情報を掴み、魅力に負けて、西へ西へと出かけている。

九州縦貫自動車道で南へ下り、鳥栖から九州横断自動車道で諫早まで。諫早から目的地までは一般道を走るのだが、早速渋滞が待っている。3年ぶりなので高速は出来てないのかなあと、ぽっつりぽっつり諦めムードで進んでいくと何やら有料道路らしき標識が。その標識通りに急いで乗り込むと待望の有料道路。やっと眠気から解放されるぅ。と悠々と走っているのも束の間、直ぐに高速道路は下りていく。どうも高速道路は工事中で、所どころ高速道を無料で開放しているみたい。3時間半かけてやっと目的地のしまばら火張山花公園。
車から見える雄大な向日葵?ん?何でえと思いつつ車から降りて入場してみるとどうも手前に向日葵。そして奥に秋桜が咲き乱れているみたい。そうとわかれば早速ひまわり畑を探索。颯爽と咲く向日葵はお日様の日が射す方向を一斉に向いていて、まるでお坊さんが一斉にお参りしているみたい。この広いひまわり畑を歩きつつ、次のステージへと向かう。



雄大な向日葵畑を満喫し終えた後は、端っこに何やらちょこちょこと名も知らぬ花が咲いていて、次のステージへの道しるべか。





ぽつりぽつり道しるべを頼りに歩いていくと、ほぼ満開といえる1000万本もの秋桜が...。壮大に広がる秋桜軍。遠くに聳え立つは普賢岳。まるで華奢でか細い秋桜が空高く見上げ、隣の相手と手を繋ぎあい、笑いかけてるようにも見える。






向日葵街道、秋桜街道を歩き回るとさすがにお腹が空いてきたのでひとまず、この公園を出て島原城方面へと進んでいく。島原城内を探索し、天守閣から街並みを見下ろすと爽やかな日和もあって、城下町の如く、輝いて見えた。









見下ろした学校の裏手が武家屋敷とわかり、早速降りて学校方面へと急ぐ。学校の周りを歩き回ると、令和の街並みの一角にひっそり佇む武家屋敷。まるで異空間の中に入り込んだような...。緩やかな風が一段と古風の和を彩ってみせる。




島原城付近を見終わった後、軽く食事を終えると、時刻は昼3時。当初、島原探索後に長崎方面、有田方面、呼子方面のいづれかに行く予定だったが、時間が押し
過ぎたので、近くの雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)へと出かけることにした。普賢岳の噴火は1990年というから、今から30年前。災害があったという出来事も段々と風化しつつあるから、忘れないように心に留めておきたいものだ。がまだすドームを後にするとあとは、元来た道を戻るだけ。約4時間かけて帰宅を急ぐ。




