ウォーキング 海老津

2021年11月03日、今日は朝から曇天模様、快速電車は8時02分に福工大前駅を出て間もなく、福間あたりで路地を眺めると生憎の雨、こりゃ傘さしながらウォーキングかあと諦めながら乗ること20分、海老津のホームを出ると、雨は降っておらず、曇天模様のまま、たまに日差しも差し込む。こりゃ気まぐれな天気やなあ。ウォーキングの乗客は一斉に降り、私もいつものように列の最後尾を探す。後方へ後方へ後方へと歩くと列車のガードレールを超えてさらに外まで並んでいる。何とも長い行列。こんなに人気なのかあ。

出発の時間と同時にコース表は配られ、地図を頼りに歩き出す。何やら真っ直ぐなコースの様。地図を辿るとヒトコブラクダのように道は下って上っての坂道みたい。ヒトコブラクダの背中を這うようにして上り、やっと頂上に着いた。...と思ったらラクダのコブはフタコブもミツコブも続いている。延々上り下りし、やっとこさ平地にたどり着いた。

なだらかな平地を歩き続けると、小高い丘が見える。そこには黄色や赤色に彩られた木々が...。もう紅葉の時期かあと季節を感じつつ、ぼちぼち歩く。と先方に何やら休憩場所が...。ここでお茶をいただける。何ともほっとする束の間の休息。が、ふと地図を見ると、まだ半分の距離も歩いていないみたい。慌てて先を急ぐことに。

ウォーキングの看板はひたすらまっすぐに進むようにと。言われるままに延々と歩き続ける。ふと月曜日の朝日テレビでやってる「帰れマンデー」を思い出した。ゴールまでサイコロの目だけバスに揺られ、降りた先で歩いて食堂を探す。食事が出来れば再度サイコロを振って最終的にゴールに着くというサンドイッチマン司会のバラエティー番組だが、ゲストの方々が必死に歩いているのを見て大変だなあと思いつつ、ん、待てよ。こっちの方が飲まず食わずで10KMも歩いとるんじゃ~い。とひたすらまっすぐな道にとうとう飽きてきて愚痴ってみた。

何やら冷たい風がと思ったら、右側に海が見え、海の向こうでサーフィンをやってる人がちらほら。寒かろうなあと思いながらも、汗だくで第一の目的地である「大原神社」は左に曲がってすぐ。神社内には大きな銀杏の木が聳え立っている。写真に納まりきれないほどの大きさに感心しつつお参りして次の目的地へと急ぐ。

神社を出て左に曲がり、暫く歩くと左行きの看板が...。第2の目的地、「真福寺」だがひっそりとしている。お参りだけして次の目的地へと急ぐ。

真福寺を出た後は、また、海岸線を遡って第3の目的地、「岡垣町観光ステーション北斗七星」へと向かう。途中何やらビーチバレーをやってる人たちが...。大会があってるみたいだけど、見ただけで寒そう。 「岡垣町観光ステーション北斗七星」 ではちらほらと見学して次を目指すことに。

暫く歩くと「ぶどうの樹」の看板が..。左に折れてまっすぐ行けばゴールだ。長かった旅も漸く終わり、ゴールのハンコをもらった後は、頂いたお菓子を食べながら、ひと時の休憩を楽しむ。

休憩が終わった後は、無料バスで帰れるという事で、うれしいの一言である。バスに揺られること15分位。あっという間に海老津駅に着いた。旅の疲れを残しつつ駅へと入ると何やら見慣れぬ電車が止まっている。ヤマセミと書いてある電車は、観光列車だろうか。電車は門司方面へと向かい、後ほどいつもの電車が到着。これに乗って旅は終わる。