ウォーキング 二日市3

2021年11月13日、この二日市ー太宰府コースは、何回も参加したコースなのでウォーキング前日まで不参加と決めていたが、ふと、二日市-太宰府の道のり写真を撮っていなかったことに気づき、急遽参加する事に...。ウォーキング当日、今日も雨は降らず、傘を持たずに家を出て、福工大駅を8時に出発。45分で目的の駅に着いたが、人数オーバーの為9時スタートにもかかわらず、続々と先頭は出発している。慌てて自分も最後尾に並ぶ。

すぐさま受付でコース表をいただいたら出発。コース表に沿って太宰府へと向かう。いつもは先を急ぐように早歩きで進んでいたが、最近の長歩きで多少疲れが貯まってきているので今回は、ウィンドーショッピング並みにのんびりと歩くことにした。駅を出てすぐ右に曲がり、暫く歩くと5分も経たないうちに大賀酒造とえびす醤油の店が見える。早速えびす醤油店に寄ってみると、みなさん万能出汁の試飲コーナーで頂いているので、自分もそれにあやかる。結構出汁がうまかったので、買ってみることに....。

一行は、また先へと進む。途中西鉄の踏切で紅葉カラーの電車が通り過ぎていくので、おもわずシャッターを切った。「あ~。秋だなあ。」と季節の変わりを感じつつ、踏切が上がった瞬間、先へ先へと進んでいく。

右側の日本経済大学の門を後に、先へと進むと君畑の交差点にぶつかった。空港ー久留米間を流れる車が止まると、ひたすらまっすぐ歩き続ける。五条の交差点を右に折れ、梅大路通りを真っ直ぐ歩く。梅大路交差点を右に折れるとゆめ畑店の前の交差点を左に折れ、太宰府へと向かう。

大宰府は間近、鳥居を潜ったら立ち並ぶお店がずらりと並ぶ。まだ営業時間開始前だから開店しているお店はちらほら。腹は減ったがウォーキング始まったばっかり。脇目も振らずに前方の太宰府目掛け、ひたすらと歩く。

やっと大宰府だ。まずは鳥居を潜り、「♪心字池に架かる三つの赤い橋は1つ目が過去で、2つ目が現在、3つ目は未来の橋。」そう三世一年の相を現す3つの赤い橋を渡り切る。立派に聳える桜門を通り過ぎると、太宰府天満宮は目の前。早速、お賽銭をお渡しし旅の安全を祈る。

お祈りが終われば、次なる目的地。鬼滅の刃でおなじみの「竈門神社」へと向かう。竈門神社へと進むには「千と千尋の神隠し」での冒頭のトンネルを潜り抜けるシーンさながらトンネルを抜けないといけない。これがまた分かりづらいところにあるのだが、幾度もくぐった私は天国への案内人に着いていく如く、すいすいと目的のトンネルへ..。

トンネルを抜けると、そこは別世界とまでとはいかないが、ちらほらと紅葉が...。目の前の車道を横目に右に折れると真っ直ぐ突き進む。途中九州情報大学をカメラに収めながらも、まだまだ歩く。

古賀二日市線の道路を上に横切る赤い橋をさらに歩き続けると、やっと「竈門神社の門」が聳え立っている。

門を潜ると、直ぐに看板が...。読んでみると、伝教大師最澄が遣唐使として唐に渡る前に立ち寄った地と書かれている。何とも位の高そうな地である事。ここでも旅の安全を祈り、紅葉をカメラに収めると、この地を後にする。

一行は、次なる目的地。九州国立博物館へと向かうため、左に折れ、九国博入口へと向かう。 九州国立博物館に近づくと、楓が見事に赤く染まっている。おもわずシャッターを切る。

九州国立博物館を通り過ぎようと思ったが、貴重な体験を経験したく、博物館へと入っていく。催し物は海幸山幸、琉球王国の文化、海の神殿・沖ノ島の美とある。入場料は全部見ると1千円以上だが、貴重な体験だあと太っ腹気分で大盤振る舞いし、ゆっくりと鑑賞して回った。鑑賞が終わると最終ゴール太宰府館へ向かうべく、エスカレータ乗り場へと向かう。このルートは初めてだ。

エスカレータ乗場に入ると、動く歩道が...。びっくりしつつも、歩道に乗るとトンネルを虹色に照らし始めた。興奮しつつ、動く歩道を乗り終えると、今度は長い長いエスカレータへと続く。やっと着いて外に出てみると、何と太宰府遊園地が見えるではないか、「もう太宰府に着いたんだ」と感嘆の声を上げてしまった。

再び、太宰府内を歩き、太宰府館へと進む。やっと着いたゴール。ここで判をもらえば終了だ。あとは帰りの二日市駅までだが、歩くのはさすがにしんどいので西鉄電車を利用することにした。

たった2駅で西鉄二日市駅に着いた。あとはJR二日市駅まで歩いていく。行きの道を逆走するように、JR二日市駅へと向かい、やっと着いた。これが本当のゴールだろうと思いながらも次の電車は家路を急ぐ。