ウォーキング 下曽根

2022年03月21日、今日のスタート地点は下曽根駅、初めて訪れる地である。ウォーキングの距離が12kmと、とてつもなく長いコースの地ではあるが、多少わくわく気分の方が勝っている。福工大前から電車に揺られ、着いた先は西小倉。ここで一旦、電車を降り日豊本線に乗り換える。そして下曽根へと向かうのである。10分程度で電車は到着。辺りを見回すと思ったより町なので驚きであるが、10分程度の場所だから町なのは当たり前なのかも...。

電車を降りると、ホームにはずらりとウォーキング参加者が...。通路を渡り切り、階段を降り、駅前の広場まで向かうと、やっと最後列の看板が見えたので、その後ろに並ぶ。待つこと20分程度、その間に電車が3本程止まったが、その度にウォーキング参加者が最後列目指して歩いてくる。最後列が見えなくなるほど人が並んで行くのを見ると、みんな感心やなあと客観視して眺めている。
スタート開始されたのであろう。まもなく行列は動き出し、前へ前へと進んでいく。

受付でコース表とフェリー案内表を受け取る。何やら3隻のフェリーに乗り込めるらしいので、ウォーキングの距離12kmだが期待が高まる。そして、いざ出発。

駅を出てから、下曽根2号線を地図の通り、まっすぐ進んでいく。

九州労災病院前の信号を渡り切ったら左に折れ、暫くすると右手に九州労災病院のビルが見えてきた。さらに道なりに歩いていくと、竹馬川に架かる唐戸大橋。その橋を渡り切り、突き進んで高架線を潜ると、花屋の前にJR九州ウォーキングの看板が見える。

看板を右手に折れ、あとは、ひたすらまっすぐ、まっすぐ緩やかな坂道を登っていく。地図によると約6km程のゆるやかな坂道を上っていくみたいだ。上っては平坦道。上っては平坦道。と、数回これを繰り返す。やっと急な下り坂に出くわす。心なしかみなさん、つんのめって歩いているよう。ここは6km地点のようで、信号を右に曲がるみたいだ。

公園を右手に何やら海の町に入って行ってるのかと期待しながら進んで行くけれど中々船は見当たらない。漸く、船が見えてきた。重い足取りが急に軽くなったみたいだ。

名門大洋フェリーのターミナルで入場を済ませ,いよいよ「きょうと」の船内へと突入。客室、展望浴室、展望ラウンジ、売店、展望レストラン、外部デッキと見学出来るところは全て回り、一通り回ったあとは船内を後にした。

名門タイヨウフェリーを後にした御一行は、次なる目的地。阪九フェリーへと進む。

何やら平安京風の建物である阪九フェリーのターミナルで入場を済ませ,「やまと」の船内へと突入。客室、展望浴室、展望ラウンジ、売店、展望レストラン、外部デッキと先程と同じように見学出来るところは全て回り、一通り回ったあとは船内を後にした。

阪九フェリーを後にした御一行は、最後の見学地、東京九州フェリーへと向かう。

東京九州フェリーのターミナルは最後の見学場所であると同時に、ウォーキングのゴールでもある。この玄関口でハンを押してもらえば完走だ。そしていよいよ最後の見学場所東京九州フェリーのターミナルで入場を済ませ,「それいゆ」の船内へと突入。客室、展望浴室、展望ラウンジ、売店、展望レストラン、外部デッキと今度はゆっくりと回り、余韻に浸って船内を後にした。

東京九州フェリーのターミナルを出ると、すぐそこに門司行きの臨時バスが止まっている。もうくたくただったから歩かなくて済むと、ほっと安堵の胸を撫でおろした。放心状態のままバスに揺られ、門司港に着いたら方針状態のまま新宮へと向かった。