ウォーキング 若松2

2022年04月02日、若松駅スタートといえば、若松駅と響灘風力発電施設間を往復20キロ近く歩くのが常であったが、今回は若松駅周辺を歩いて回るという椎間板ヘルニアを患った小生にとっては、とても有難いコースである。電車は福工大前から折尾駅まで約30分で着き、ここから若松線に乗り換えて15分足らずで若松駅に到着。駅から降りると早速、ずらーっと人が並んでいるのが見える。早速、駅舎の外へと向かう。

駅舎を出て、スタート地点の最後尾まで並びに行こうとすると行列が早速動き出した。早くも8時半スタートが開始されたみたいなので小生も慌てて並ぶ。そして着々と動き出す。

受付で受け取ったコースを見てみると、繁華街をジグザグに歩き回るみたいだ。距離は4キロ。普段の小生なら物足りなさを感じるであろうが、この日はありがたい気持ちでいっぱい。のんびりと界隈を見て回ろう。

歩き出して5分。ジグザグなコースを歩いているが、何だか周りの人ものんびりと歩いているような...。ふと横を見ると、レトロな手押しポンプが所々に点在している。ちらりとコース表を見ると、コース表にも手押しポンプの表記。何やらここの街はウエル本町(井戸本町)という所みたいで、戦後の名残りを残しているとの事。

一行は、海岸線へと向かい、そして海岸線をたどるように歩いていく。たおやかな波を見つめながらのんびりと...。

目の前に旧古河鋼業若松ビルの看板が...。コース表にも載っているが、何やら日本文化遺産の建物らしい。一行はそのまま若松渡船場へと向かう。若戸トンネルが出来て、JR九州ウォーキングでトンネル内を歩いたが、現在トンネル内は車だけ通行できる。人の往来は若戸渡船で渡るしかないのだろうかと疑問に思いながらも若戸渡船を後にする。一行は若戸大橋の真下を通り抜ける。関門橋と比べると小さい橋と思ったがいざ直面するとでっかい。

若戸大橋を通り抜けた後、一行はわかちく資料館という建物に入って行く。若松の歴史を知る資料館と思ったが、どうも若築建設株式会社の史料館みたいだったので、さらりと見てこの建物を後にした。

わかちく資料館を後にした一行は、またくねくねと曲がりながらも、コース表にある若松恵比寿神社に出くわした。建ち並ぶ出店を横目に、そのまま奥へと進む。

若松恵比寿神社を出たら目の前には若戸大橋。それにしても神社のすぐ横を橋が通ってるって、罰は当たらんのかなあと、不安を掲げながら通り抜ける。そして何事もなく、若戸大橋を後にした。一行は大正町商店街へと向かう。

さらりと見学しながら大正町商店街を駆け抜け、又ひたすらまっすぐ歩く。少し上り坂を歩くと、桜洋館のお店を発見。お店の名前が小生と同姓の福島屋と書かれていたので、親近感がわき、記念に羊羹をひとつ購入。早速食べてみたが、昔ながらの羊羹で結構うまかった。

福島屋を出た御一行は、佐藤公園前を左に折れひたすらまっすぐ。途中、咲き誇った桜並木を写真に納めて暫く道なりに歩いていくと、火野葦平世家の看板が...。早速、葦平宅をご訪問。

火野葦平宅を後にした御一行は、あとはのんびりとゴールへと向かう。時刻は午前10時半。2時間かけて4キロを歩いたことになるが、気にしていた足も痛まず、楽しいウォーキングだった。ゴールで判を戴いたら、あとは家路へとのんびりと帰るだけだ。