ウォーキング 千早2

JR九州春のウォーキングを2022年06月05日の最終日にこの地で終え、2022年09月17日の始発日に再びこの地から出発である。約3ヶ月ぶりである。短いのかもしれないが、普段いつものように家を出ずに過ごしている私にとってはとても長く感じている。さてこの始発日、秋の装いはまず天気からみたいで、今日の夜辺りから台風がやってくるみたいだ。いつものように朝早く起きてしまった私は、だらだらと朝を迎え、そして家を出る。福工大前から列車に乗り、千早へと向かう。この千早駅のスタートであるが、この地から箱崎へのウォーキングは初めてだ。1駅分歩くのだが、千早駅から箱崎まではずいぶんと長い気がする。久しぶりの長距離に、足を痛めないだろうかと、歩く前から不安がよぎる。とりあえず千早駅スタート地点に着いた。あいかわらず長い行列が並んでいる。

待っている間に雨が降り出した。とりあえず傘を持って来ていたので傘を差しながら並び、出発の時間を待ちわびる。と、しばらくすると一斉に人が動き出した。スタート開始だ。今日は初日だからか、コース表のほかに、食べるヨーグルト、お茶、ビタミン剤、洗顔材などのたくさんの景品がもらえた。毎度の事ながら、うれしい限りである。

千早の街並みを眺めながら、いそいそと歩くと、3号線の道路へと出た。3号線と平行に歩き、そしてまっすぐに前へ前へと進んで行く。

街並みは千早から名島へと変わる。やっと目の前に名島橋が見えた。これを渡りきれば貝塚の町並みへと変わる。いそいそと橋を渡ると右側に都市高速が見える。朝早いからか車が混雑している様子はなさそうだ。左側の多々良川の流れは緩やかだった。まだ台風がやってきている様子はない。

多々良川を越え、暫く歩くと福岡貨物の高架が見えてきた。昔はたまにこの高架上を天神まで向かう貨物列車が通っていたが最近は殆ど見ない。ふとノスタルジックな思いを胸に浮かべながら、高架下を後にし、一行は現在の福岡高速高架下をくぐっていく。

暫く歩くと、右側には昔懐かしい貝塚公園が見えてきた。小学生の時には良く遊びに行ったものだ。ふと左側を見ると、見た事のない青いバスが見えたので、おもわずカメラのシャッターを押した。どうも天神・博多駅↔福岡空港国際線間を通るバスみたいだ。長い間、生きてきたが初めて見た。得した気分になりながら一行は先へと進む。右に折れるとまた3号線の道路へと出た。左側を見ると柵で覆われた工事中の九大跡地がみえた。何が建つのかわからぬまま先へと急いだ。

やっと筥崎宮に着いた。鳥居の周りは露店が建ち並び、賑わいを見せていた。そう、今日は放生会の日だ。美味しそうな、面白そうな露店を横目に先へと進むと、目の前には敵国降伏の文字が掲げられている御社殿が見えてきた。

御社殿の中へと入ると、回廊内にいろんな展示物が飾ってあった。絵画やチャンポン・おはじき、神輿や大砲など。しばらく時間を忘れて見入っていた。

筥崎宮を後にすると、ゴールまで向かうコースを見失ったので、とりあえず急いで箱崎駅まで向かった。すると、ずらーっとゴール待ちの人が並んでいたので、最後方まで行き、スマホでスタンプをゲット。