ウォーキング 中原

秋のJR九州ウォーキングも今日で2日目である。最初から10KMを超えるコースばかりであるが、今のところ足に問題はないみたいだ。このまま突き切っていけたらいい。スタート地点が遠い所は、いつものように朝4時に起きて、6時には家を出ている。そして今日もこのパターンで出かけた。今は電車の中である。鳥栖まで直行便であったので、久しぶりに本を読みながら目的地へと向かった。ほどなくして電車は鳥栖駅に到着。一斉に降りるウォーキング参加者達。待っている間、鳥栖駅周辺を写真に納める。そして長崎本線の電車を待つ。到着した電車は2両編成なので、慌てて前へ前へと進みそして乗り込む。電車は定刻通りに出発して佐賀方面へとカーブする。中原駅は初めての地なのであるが、ずいぶんと乗ってた気がする。久留米までの歩きが長すぎるようで突然、不安がよぎった。が、後戻りはできない。覚悟を決めて中原駅を降りた。

降りた中原駅は無人駅みたいだ。切符を缶の中に入れ、駅の外へと出ていく。ずらりと並ぶウォーキング参加者達。無人駅もこの日ばかりは、活気立っていた。地元のマスコットも、我らを出迎えてくれている。定刻通りに開始スタート。と同時に長い行列が動き出す。そしていつものように、コース表をもらい、ミネラルウォーターも支給された。

コース表によると、長崎街道を突き切り、窯元を通って、イベント会場に立ち寄る。そしてゴールの久留米駅へと向かうみたいだ。見た目は大した距離ではなさそうだが、果たしてそれぞれの道が何キロなのかはわからない。覚悟を決めていざ出発。

中原駅をあとにした御一行は、間道の中へと入る。間道を抜けると国道と平行に歩き、信号を右に折れる。左に三養基高校が見えた。何とも立派な門構え、重厚な校舎だこと。御一行は、長崎街道へと突き進む。

左に折れると、長崎街道だ。何とものんびりした町並みだ事。途中、彼岸花や鶏頭の花が咲いている。もう秋なのかとノスタルジックな気分になった。一行は左の民家に立ち寄って行った。我も後を追うように立ち寄ると、そこはソフトクリーム屋さんだ。みんなソフトクリームを買っているので、私も買って食べた。長旅にはソフトクリームは持って来いだ。先は長いので、行儀悪いが食べながら先を急いだ。

長崎街道を出た御一行は、国道と平行に歩き、焼き物の里へと入って行く。国道沿いに窯元が見えないまま、先へ先へ先へと進む。結局、窯元には立ち寄らずじまいで、国道22号線へと左に折れる。暫く歩くと、久留米への標識が見えた。右に折れ、くたくたでありながらも軽やかに足は進む。このまままっすぐ行けば久留米だが、コース表は右。仕方なく右に折れ、みやきマルシェ会場へと向かう。

目の前にマルシェ会場。早速、中へと入ると、展示されているものは、女性もの?の飾り物ばかり。さらりと見回ってマルシェ会場を後にし、元来た道をユーターンして、久留米行きの信号を待つ。

信号を渡って、暫く進むと、千栗八幡宮の鳥居が見えた。鳥居の中を覗くと、長~~~い階段だ。何段あるか確かめてみようと挑戦する。登ること146段。基山のお寺より長い階段だ。息を切らしながらも、旅の無事を祈願して、また長~~~い階段を降りる。

千栗八幡宮を後にした御一行は、右へと折れてまっすぐに筑後川へと進む。やっと筑後川が見えるところまで来た。あとはこの長門石橋を渡り切れば、久留米駅は近い。小躍りしながら筑後川を後にする。

新幹線高架下を歩き、左に折れると、目の前に久留米駅の看板。右のエスカレータでホームへと向かうと、ゴール受付が目の前に。

これで今日のウォーキングは終わり。歩行距離は計11km。ポイントは1ポイントゲット。スマホの万歩計は15782歩。思った以上に長い距離だった。