ウォーキング　前原

JR九州ウォーキング前日、用事があって古賀～和白間を自転車で往復しなければいけなくなり、家に帰り着いた時には、草臥れ果てて仮眠を取ってしまった。ぐっすり眠っている間、夢の中で足がつった夢を見て思わず飛び起きる。ふと時計を見ると、時間は何と真夜中の２時。何となく、不吉な予感がし、今日の香椎のウォーキングを考える。コースは、長谷ダムウォークであった。車では、しょっちゅう登ったことはあるが、エンジンをふかしながら登らなくてはならない。ウォーキングでは昔、ゼエゼエ言いながら登った記憶がある。夢の二の舞になるのだけは避けたい。今日はＪＲ九州ウォーキング当日であるが、急遽、他のウォーキング場所を探してみる。そんなに遠くなく、平坦な道を歩くコースが良い。と思ったら、前原ウォーキングがあったので、そこに変更することにした。遅めの晩ご飯を食べながら、インターネットで前原コースを調べながら朝を待つ。これで足がつることはないだろう。安心したのか、睡魔が襲ってきたが、我慢してそのまま時間をつぶし朝を迎える。漸く、朝７時になったので、バタバタと用意し、家を出て電車に乗る。方向は前原駅だ。福工大前から博多に向かい、地下鉄に乗り換えて、前原まで直行だ。やっと前原に着いたが眠たい。朦朧としながらホームを出ると、ウォーキングの受付が目の前に．．．。8時半スタートで、5分遅れて到着したが、並んでいるのは数人だけ。待たずに受付を済ます。

もらったコース表を見てみると、比較的、平坦な道が多いみたいだ。そしてグルメグランプリもあるみたい。グルメグランプリは朝9時半始まりとなっているので、早すぎるかなと思いながらコースを進む。

駅の階段を降り、辺りを見回すとシャッターが下りたお店ばかり、立ち寄るところは何もないなあと思いながら前へと進む。

少し歩くと、もう曲がり角に着いた。この曲がり角を曲がれば、あとはまっすぐ進むだけ。こりゃ早すぎたなあと思いながら、雷山川の橋や、田園風景、遠くに見える山々を写真に納めながら、時間を稼ぐ。

比較的長～い道を進むと、夫婦橋の交差点にぶつかった。あとは右に曲がり、左にある志摩の四季の通りに入る。ここはお惣菜屋さんっぽいのでお腹の空いていない私は横切るだけにし、志摩の四季の通りを後にした。まっすぐ進むと右側に小学校のような立派な可也幼稚園があったので、記念に写真に納める。さらに突き進むと、信号機にぶつかる。これをまっすぐ進めば糸島市民まつり会場だろう。

信号を渡ると、出会い橋があり、そこにはベンチが置かれていた。恐らくここで通り行く待ち人と腰掛けながら話を弾ませることだろう。糸島市民まつり会場は案の定、開催前時間なので、会場作りにバタバタしていた。

道路の向こう側も糸島市民まつり会場だろう。道路を渡ると糸島グルメグランプリの看板が立て掛けてあった。こちらも食事の準備中だ。会場に来ているお客さんはというと、9時半のスタートを待っているのだろうか。私はぼんやりと辺りを見回す。と、音楽が急に鳴りだした。そして子供たちが一斉に踊りだす。糸島グルメグランプリの始まりなのだろう。私は何か食べようと思ったが、睡魔が襲ってきたので、申し訳ないが糸島市民まつりを後にした。