ウォーキング　東郷

生憎の曇天模様で朝を迎えた。先週の城戸南蔵院ウォーキングでは傘を持ってきて無かったので、びしょ濡れになりながらその日を終えている。今回は先週のウォーキングを教訓に、天気予報で一日中曇りと予報しても傘を持って行って参加することにする。今日のコースは東郷駅なので、新宮中央駅から鈍行で東郷駅まで行く事にした。新宮中央駅までは自転車はやめて、歩いて向かうことにする。傘を杖代わりに地面を突きながら進んでいき、やっと新宮中央駅に着いた。ホームへと向かうと、しばらく電車は来ないのでゆっくりと待つ。と、まもなく、電車が到着。空いている電車の中に乗り込み、座席に座る。ゆっくりと電車は進み、やっと東郷駅に到着。９時１分過ぎに着いたので、そそくさと参加者達がスタート地点へと向かっている。私もスタート地点へと駆けこんだ。

動いている行列に便乗するように加わり、そしてスタート受付でコース表と清涼飲料水を戴く。

このコース表のメインはひのさと４８みたいだ。アパートがメインだと、歩き重視になるかな。

コース表によると、駅前の道路をまっすぐ歩いていくみたいだ。曇天の空を見上げながら、まっすぐまっすぐ歩いていくと、目の前を小さな姉妹が枯葉を踏みながら歩いている。ささっささっと枯葉の交わる音が心地よい。

真っ直ぐ歩いていた御一行は、途中で左へと折れ、くねくねと曲がりくねりながら進む。すると開けた町が飛び出してきた。ここは王丸の交差点みたいだ。

御一行は、王丸の交差点を渡り、車道と平行に歩き出す。すると、最初の立ち寄り箇所、海千が見えてきた。みんな海千の店に入って行くので、私もこれに便乗。店内はめんたいこばかり売っていたので、買わずに店の外に出、先を急いだ。まもなく光岡の交差点が見えてきたので左へと曲がる。

Vの字に曲がった御一行は、浄徳寺を眺めながら先へと進み、何やら住宅街へと進んで行った。遠くに、左へと促す係員が見える。

係員が促した場所は、第２の立ち寄り箇所である光岡八幡宮である。促されるままに先へと進んで行くと、宗像市指定天然記念物の大楠が聳え立っている。記念に写真に納め、周りを観察しながら光岡八幡宮を後にした。

光岡八幡宮を後にした御一行は、住宅街を抜け、見晴らしのいい黄金色の畑へと飛び出した。遠くには、規則正しく伸びている松林が見える。多分、防風林の役目を果たしているのだろう。

黄金色の畑を通り過ぎると、整備された建物が見える。第３の立ち寄り箇所である宗像ユリックスである。一行は建物の中へと入って行く。私は、ここでソフトクリームを食べながら、一息ついた。辺りを見回すと、福岡県美術展覧会県展宗像巡回展という催しがあってたので、記念に見学してみた。油絵や写真がずらりと並んでいて目の保養になった。