ウォーキング 南荒尾

2023年05月04日、南荒尾ウォーキングの今日、前の日の天気予報では、朝から午前中にかけて雨の予報。前日の西戸崎ウォーキングは雨の中を歩いて、びしょ濡れになって帰ってきたので、場所も遠い事だし、行くのを止めようと空を見上げる。朝7時になっても雨は降らず、空を見上げるのも疲れてきたし、もう雨に打たれてもいいやという投げやりな気持ちで、家を出る。7時30分の羽犬塚行きの電車に乗り込み、長い時間を読書しながら、まもなく電車は荒木駅に到着。ここから先は乗り継ぎ、乗り継ぎで目的地へと向かう。すぐさま荒尾駅行きの電車が来たので、その電車に乗り込み、そして電車は、荒尾駅に到着。5分も待たずに、八代駅行きの電車が来たので、その電車に乗り込み、次の南荒尾駅へと向かう。1駅で南荒尾駅に到着。無人駅っぽい感じの自然豊かな南荒尾駅は、別名荒尾干潟駅とある。9時半に到着したので、スタート開始から約1時間の遅れだ。誰も降りないだろうとホームへと向かうと、熊本方面からの電車も到着し、そこからぞろぞろと参加者達が下りてきた。

南荒尾駅のイメージカラーは黄色なのであろう。やたら黄色が目立つ。そして干潟を全面アピールしているのであろう黄色の干潟の案内版に、緑の荒尾干潟水鳥・湿地センターの標識だ。雨も降っていないことだし、初めての地を探索できるので、わくわくしてきた。

受付でコース表とジュースを戴き、ゴール目指して歩く。歩きながらコース表を眺めると、ラムサール条約湿地荒尾干潟を歩きつづけるみたいだ。コース距離は8Km。申し分ない距離だ。所々休憩場所が多くあるみたいで有難い。早速、コース表に習って先へと進む。

ラムサール条約とは・・・
国際的に重要な湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全を促進するため、各締約国がその領域内にある国際的に重要な湿地を1ヶ所以上指定し、条約事務局に登録するとともに、湿地の保全及び賢明な利用促進のために各締約国がとるべき措置等について規定しています。

駅を出て、すぐ右に曲がると、荒尾干潟水鳥・湿地センターの標識がまた現れた。標識通りに右に曲がる。踏切を渡ると、海が開けてきた。

松林の中に、ぽつんと1件、建物が見える。建物に近づくと、荒尾干潟水鳥・湿地センターの看板だ。中へと入って行くと、干潟に棲む動物の生態や写真・イラストがずらり。思わずスマホの写真に納めてみた。

荒尾干潟水鳥・湿地センターを後にすると、防波堤の向こうにラムサール条約湿地荒尾干潟が現れてきた。ここから岸の端まで延々と歩くのだろう。海の向こうの普賢岳や長崎の山々がぼんやりと見える。晴れていたら絶景を楽しめただろうが、雨が降っていないだけ良しとしよう。河岸線沿いの海鳥を眺めながらのんびり、のんびりと歩いて、どれくらい歩いたか、そろそろ足が痛くなってきた。長洲市と荒尾市の境目がようやく見えてきた。あと半分、この風景を見続けるのであろう。

長洲大橋を渡ると、漁協が見えてきた。目の前の船は有明フェリーの船みたいだ。コース表によると、ここら辺に、長洲港みなと憩い広場があり、喜望の鐘があるみたいだが、わからぬまま先へと進んだ。

街中へと入ると、また長い道のり。ここを延々歩くと車の渋滞に遭遇した。ふと上を見上げると、金魚と鯉の郷の看板。ここは火の国ながす金魚まつり会場みたいだ。荒尾市民にとっては有名な場所なのであろう。人込みでごった返している。金魚の入ったビニール袋をぶら下げた子供たちは大変喜んでいるみたいだ。

にぎわう金魚と鯉の郷広場を一通り見終わった後は、ゴールの長洲駅へと向かう。やっと長洲駅に着いた。ここでも金魚のオブジェが建ち並んでいた。金魚で有名な所であろう。金魚のオブジェを写真に納めると、ゴールの駅へと登る。ここでスマホでポイントをゲット。あとは、のんびりとホームで電車を待つ。待つこと30分。銀水駅行きの電車が来たので乗り込む。ここからまた、鳥栖行きの電車、福間行きの電車と、電車の乗り継ぎ・乗り継ぎしながら自宅へと帰っていく。

これで今日のウォーキングは終わり。歩行距離は計8km。1ポイントゲット。スマホの万歩計は14621歩。思った以上に長かった走行距離ではあるが、初めての土地で、見る場所満載だったので大変満足。それに曇り続きのウォーキングであったが、雨もとうとう降らなかったので、これまた満足。