ドライブ 鷹島

2023年09月09日土曜日、最近、元派遣先の会社の後輩から春イカと秋イカについてレクチャーを受けている。そして、イカ釣りの極意をもっと知りたければ、Youtubeで勉強してみたらとラインでウエブアドレスが送られる。それを頼りに、毎回、Youtubeでお勉強していると、見ている内にイカの入れ食い状態が夢に出てくる始末。思わず後輩にイカ釣りに連れてってとおねだりし続け、到頭イカ釣りの快諾を得た。前日、釣り道具を持っていない私は、前回のように後輩から全部借りるのは申し訳ないので、せめてエギを買ってみようと釣具屋へ足を運ぶ。店員さんに素人であることを打ち明け、お勧めのエギを選んでもらう。1個500円くらいを想像していたが、千円以上するのにびっくり。手持ちが無いので仕方なく3個だけ購入。後輩ん家には私の車で5時前に迎えに行くと約束し、その日の夜7時には就寝。だが、興奮しすぎて夜中の2時には目がらんらんとし、とうとう起きてしまった。だらだらと部屋を歩き回り、4時まで時間をつぶす。4時半になって今から家を出るとラインを送った所、まだ寝ているので5時10分前に来てと連絡をもらうが、既にスタンバイ状態。後輩の家近くに車を横付けし、ヘッドライトを消し、エンジンを止める。不審者の如く、暫く待ち続けると、寝ぼけ顔の後輩が家から出てきた。元気よく「おはよう」の挨拶をし、車を出発させた。

目的地は福島という島らしい。全然知らない土地なので、後輩の道案内を頼りに、延々1時間半、車を走らせる。車の中でお互いの近況を話しあったり、釣りの事を話したり、秋イカの時期には、ちょい早いかもと告げられたりしながらも、あっという間に到着。

福島に着いたら、土谷棚田が有名らしく、棚田を一望できるパーキングまで移動し、朝焼けをバックに写真に撮り納めていく。

写真撮影が終わったら、港まで駆け下り、最初の釣り場へと向かう。早速、後輩から釣竿を借り、昨日買ったエギを付けて、Youtubeで見た投げ方を思い出しながら、右、左、中央へと投げてみる。幾度もリールを巻くが、イカは付いてこないので、ポイントを変えながら、同じ投げ方で様子をみる。待てど暮らせど、イカは付いてこない。後輩もダメらしく、仕方がないので、次の港へと移動してみる。

櫃崎岩脈へと向かい、荒れた岩肌を飛び越えながら、ポイントを定め、右、左、中央へと投げてみる。ここでも幾度もリールを巻くが、イカは付いてこない。後輩は小さいイカを一杯釣ったが、余りにも小さいので、リリース。後輩からイカが見えるところを教わり、そこで、投げてみる。イカはエギを突いてくるが、引くタイミングがわからない私は、釣ることが出来なかった。

小さいイカばかりなので、場所を大幅に変更するとの事。目的地は鷹島という島らしい。これも全然知らない土地なので、後輩の道案内に頼る。鷹島肥前大橋を渡り、1時間足らずで鷹島に到着。時間も昼に近づいているので、お昼にすることに、、、。

昼飯は海上屋台三軒屋で食べようって事で、後輩の行くとおりに歩いていくと、ボートの上に立ってる三軒屋を発見。早速、船に乗り込み、後輩は魚島来飯と、アジフライ。私はイカ天丼を注文し、届いた品をそれぞれ食べ、アジフライは2人で分けて食べた。身は軟らかく、美味かった~。

満腹になったので、モンゴル村を観光することに、、、。モンゴル村の中に入ると、ダイエーホークスの日本一銅像が立っている。鷹島とホークスとの関連で、この地に建てたのだろう。

モンゴル村の中に入ると、テントはいくつもあるが、どの店も誰もいないみたいだ。

暫く歩くと、目の前にとんでもなく高い丘が聳え立っている。後輩は、日頃ウォーキングしているので、走って登り、難なく登り切った。私はというと、息を切らせながら、やっとの思いで丘に到着。回りの風景を眺めると、海と空と多くの島、黄緑色の芝生を流れる風が心地良かった。

モンゴル村を後にして、船唐津漁港へと足を延ばし、防波堤でイカはいないかと探してみるけど、どうもいないみたいだ。後輩は次の港を提案したが、私はほとんど寝ていないし、釣っても数センチぐらいだから、ボーズでも家に帰ろうと提案。後輩も承諾し、眠い目をこすりながらも、途中、後輩に運転を任せ、安全運転で家路を急いだ。