歴史探索講座~原上ぶらり~ 新宮
2025年10月09日、歴史探索講座日和の今日、新宮町の歴史をそんなに知らなかった私は、今年で2回目の参加だ。当日、集合場所である原上公民館まで、たまにはマリンクスのバスで行こうと思い、朝ドラが終わってすぐ家を出て最寄りのバス停まで着いた。が、待ち時間が何と30分もある。ぼーっと待つのが嫌いな私は、そのままバス停を通り越し、目的の場所まで歩くことにした。約30分掛かって無事に原上公民館に到着。まだバスは到着していないみたいだ。原上公民館辺りに何人か集まっていたので、その集団へと向かうと、パンフレットを配られてたので、それを戴いた。
【令和7年度新宮町生涯学習講座『歴史探索講座~原上ぶらり~』の開催について】
【日時】令和6年10月09日(木)午前9時10分~11時30分
【集合場所】原上公民館
【講師】新宮町歴史と自然保護の会
【持参品】飲み物、「歩こう新宮町 歴史散策マップ」
【内容】立花コース

目次
発 原上公民館
1.寿福院
2.大師堂
3.西光寺
4.神功屋敷
5.大蔵池水利米記念碑
6.平山薬師堂
7.熊野神社跡
着 原上公民館
発 原上公民館
九時近くになって、10人位集まったが、まだ全員ではないらしい。暫く時間を潰すと、漸く人がぞろぞろと集まりだした。バスが遅れていたみたいだ。
総勢30人が集まった所で、社会科教育課職員さんが、注意事項を告げ、新宮町歴史と自然保護の会の役員さんが今日のルート説明をされた。6番の神功屋敷はただ素通りするだけとの事。いよいよ出発の合図。ぞろぞろと人が動き出した。


1.寿福院
原上運動公園を超え、右側の階段を登っていくと、そこが寿福院であった。お堂の中を見学させてもらうと、住職の方の講話があるという事で、全員着席し、講話内容に耳を傾けた。このお寺は元々、古賀市米多比にあったが、火災に遭って原上に再興し、再び全焼したが、再建されたとの事。大正の初めから昭和の初め頃まで、寿福院で託児所が開かれ主に和尚さんが、子供相手にお話や、遊びに当たられていたとの事でした。






2.大師堂
寿福院を後にした私たちは、寿福院横の坂を登って行った。竹藪の中に入って行くと、的野から移転された薬師仏像、原上区に散在していた弘法大師像、地蔵像、十三仏像、大日如来像、薬師如来像などが、お堂に安置されていた。




3.西光寺
元来た道を戻り、少し歩いていくと、西光寺が見えたが、時間が押し迫っていたので、外観だけを見て次の場所へと移動した。



4.神功屋敷
神功屋敷は、個人宅の敷地内にあるので、ここはそのまま素通りした。
無し
5.大蔵池水利米記念碑
山が浅く灌漑水に乏しい新宮町は、古くから溜池を多く造り、その中でも大蔵池は町の田を潤し、新宮町を干害から救った。本村の人々は大蔵池に大変感謝し、公民館前に大蔵溜池水利米記念碑が建てられた。

6. 平山薬師堂
原上公民館を素通りし、平山へと進むと平山薬師堂に着いた。ここは阿弥陀如来、薬師如来、十一面観音、太師像などが平山地区から集められ、合祀された仏像が安置されおまつりしている。







7.熊野神社跡
平山薬師堂からさらに、奥に進むと、熊野神社跡に到着した。この神社は平山の産土神で、大正13年に川上神社に合祀され、原上、平山の氏子が大正15年に合祀記念として、石の鳥居と、石橋を川上神社に寄進している。



着 原上公民館
コース周りも一通り終わったので、原上公民館へと戻った。社会科教育職員さんの終了の挨拶を終え、ここで解散となった。帰り際、新宮町歴史と自然保護の会の役員さんが新宮町歴史散策の本を売っていたので、新宮町の歴史を勉強するのもいいかあと思い、1冊購入して帰って家路を急いだ。



新宮町歴史散策の本を買ったので、何気に見る墓や建物の歴史を感じとれれば、また違った趣に見えてくるだろう。


